銀座線

銀座線に乗っていたら緊急停止して、電気と空調が切れた。

いよいよミサイルが来たのだなと思って少し覚悟をした。

単に人が線路に落ちただけだった。

危険なので線路に通っている電気を切ったとのことだった。

イラク派遣

 「イラクに行ってくれないか。」と突然偉い人から言われた。
 ドキドキしながらも、すんなりと請けてしまった。

 武官を二人つけてやるから文官として着任しろとのことだった。

 (記憶途切れ)

 暗い地下室のような場所で、父と兄と妹と僕の四人でテーブルを囲んで食事をしていた。母は留守番なのだろう。

 コンクリートの打ちっぱなしの壁で囲まれていて、テーブルのすぐ前にはエレベータがある。

 なぜかそのエレベータに気を取られて、スープをこぼしてしまい、妹の水色のドレスに滴がかかってしまう。

 おニューだったらしく、妹が怒って感極まって泣き出してしまう。

 エレベータのドアが開いて、その中にとてもきれいなエレベータガールが3人居た。

 そのうちの一人が、「何でここで食事をしているのか」と問うので、「イラクへ行くことになったのでその前に家族で食事をしている」というと、尊敬のまな ざしをこちらに向けた。すぐにエレベータの扉が閉まったがその瞬間、最後に3人がこちらに向けたのは明らかに軽蔑のまなざしだった。

 イラクは尾瀬のようなところで、しかもなぜか水芭蕉ではなく菖蒲が咲いていた。池塘にかかる木道をあるきながら、金美齢の指示を仰いだ。

 家に帰ると母が、複雑な表情で「お帰り」と言った。