小高いコンクリートの丘の、麓の入り口から頂上の出口に向かって、登り窯状になっているビルがある。
最上階の出口の手前付近が酒屋になっていて、そこから外に出た。
外に出るなり、僕はフルチンになっていて、ビルの外のアスファルトの坂を麓の入り口に向かって駆け下りていた。
M先輩が途中にある墓場で、ある御影石の大きな墓石にライターで放火しようとしていたが、なかなか火がつかなかった。10分くらい試行錯誤してもダメだったので、しまいには傍にある卒塔婆を引っこ抜いて、それに火をつけた。
どこかの原住民のように、火のついた卒塔婆をふりまわしながら暴れまわった。
どういうわけか、火の赤を残して背景が白黒になり、英語のエンドロールが流れ始めた。