ノアの洪水

関西弁の宇宙人が、逆らう人類に対して、洪水を起こして懲罰した。
「お前らそんなん言うにゃったら、今からいたい目ぇ見せたるで。」
鉄骨で頑丈に構築された立体駐車場に、ものすごい勢いで水が浸入してくる。
日本語はすごく上手いが、すごく感じの悪い外国人のオバハンが運転する車で水から逃げ回って、安全なところにたどり着いたが、そこは実家だった。
母に、「あんた食べ過ぎやで。」と言われた。
場面はいきなり転換し、地方の安いビジネスホテルの玄関ホールのようなところで、アルミの金タワシに全裸でくるまって寝ていた。
寝苦しかったので、ふと見ると、腹のうえに同級生でチェリストのG君と、顔は見えないがすごく綺麗な女性が座っていた。G君が、「僕たちこれから結婚するんだ。」と言った。
眠たかったので、祝福の言葉もかけずに「お好きにどうぞ。」と言ってまた寝た。
しばらくして起きたら、ホテルの外に金タワシに簀巻きにされたまま、放り出されていた。