国会見学等(公開バージョン)

3月29日(水)、お友達の大学の先生の手引きによって学生さんの国会見学に同行することができました。
結構密度の濃い一日で、以下のようなスケジュールでした。

 ■ 衆議院会館入り
 ■ 弾劾裁判所見学
 ■ 参議院傍聴
 ■ 〇田克●衆議院議員と面談
 ■ 中★◎春衆議院議員と面談
 ■ 議員食堂でランチ
僕はこの時点で時間切れとなり退散しましたが、学生さんは外交委員会も見学したようです。

〇田議員の秘書の方がとても親切な方で、ご丁寧にスケジュール表まで作成いただいていました。

さて、簡単なメモと感想ですが・・・。
【参議院傍聴】
 ■ 独立行政法人日本学生支援機構法の一部を改正する法律案
動画
 ● 内容の説明(文科相)
 ● 民進党議員による質問(斎藤嘉隆氏)
  ・那須の雪崩被害へのお悔やみとお見舞い
  ・森友の件の追求(官房長官への回答を求める)
  ・給付型奨学金をつくったことは評価するが不十分。どう考えているか。(文部科学大臣への回答を求める)

 ● 文部科学大臣による回答
 ● 官房長官による回答
 ● 公明党議員による質問(三浦信祐氏)
 ⇒途中退出。

【〇田克●衆議院議員と面談(メモできた事柄のみ)】
 ■ 〇田氏自己紹介
 ■ 学生との質疑
  ● Q&A1:
   質問:先の国会見学で、民進党議員からまた森友事件に関する質問があった。違和感を覚えるが、どのように考えているか?
   回答:
   ・夫人や財務省の責任は追求する。財務省については手続きは適正かもしれないが内容は不適正だ。
   ・森友の件は国民の関心が高いと考えている。民進党としてもやらざるを得ない。
   ・学資の給付金の件については、一年前は自民党はNoと言っていた。今回は一部でも給付するという風に変わってきた。まだ不十分だが、野党が追い込んだ成果だ。

  ●Q&A2
   質問:臨床心理士を国家資格にすることの法手続きの進捗はいかがか?
   回答:専門外なので知らん。議事録にはアクセスできるのでそこを参照されたい。

  ●Q&A3
   質問:議員をやっていてよかったこと(魅力)、と辛かったことを教えてほしい。
   回答:
    ・やりたかったことができている。法律を作るのは議員しかできない。今回のことでいえば天皇の生前退位に関する合意形成は成果だと考えている。
    ・安倍さんと一時間議論するために500時間かけて準備したこともあるが、議論がかみ合わない、彼は議論をかわすことを主眼においている。

  ●Q&A4
   質問(メモなし):
   回答:
    ・自民党ももちろん一枚岩ではない。だから自民の議員とも個人的な付き合いがある。2020年にプライマリバランスを黒字化すると言っているがこのままでは持たない、という私と同じ意見の人も自民の中にはいる。
    ・様々な企業の社長とも意見交換するが、この政権では不安だと思っている人もいる。

  ●Q&A5
   質問:若者の政治離れへの対応、アピールの仕方についてどのように考えているか。
   回答:
    ・テレビを見ている人にわかりやすいようにするか、中身重視でいくか(こういうのは議事録を見れば解る)、むつかしいが、私は中身を重視している。
    ・辻〇議員などから、「こうしたほうが良い」とアドバイスを受けることもある。
    ・辻〇も周到に準備はするが、質問前夜は寝られないと言っている。なぜか相手が女性のほうが安倍さんは怒る。

  ●Q&A6
   質問:カエルを集めるのが好き、と聞いたが今どれくらいあるのか。
   回答:
    ・別に好きではない。今百四、五十くらいはあると思う。
    ・くれる人が居るので断れないが、本来の目的は好きだからではなく、イベントの折々で購入して記憶を定着させている。これを見ることで記憶を呼び起こしている(だから貰うのは意味がない)。

  ●Q&A7
   質問:国会でのヤジは個人的にやっているのか。それとも組織的にやっているのか?
   回答:
    ・ポイントをついた良いヤジというのがある。
    ・ヤジ要員の育成ということをやっていないわけでもない。
    ・フロント5(新人議員は前に座らされる)というメンバーをつくり、うまくヤジれた議員には質問の機会を与える、というようなこともしている。
    ・なお自民党では出席率や代理出席率で能力なくても大臣や副大臣に出世できるという仕組みがあった。

  ●Q&A8(僕からの質問)
   質問:民進党から見た他の野党の評価はいかがか?頼りになる相手なのか?
   回答:与党に向き合うためには組む必要がある。
    ・社民や自由はそれぞれ5議席ずつしかない。一緒にやろうと思っている。
    ・共産党はしっかりしている。そして変わってきている。今回も選挙協力がなかったら勝てない選挙区がたしかにあった。

【中★◎春衆議院議員と面談(メモできた事柄のみ)】

  ●Q&A1
   質問:議員になってよかったこと
   回答:
    ・やりたかったことができている。
    ・人によっては大変だな、と言われることも、だんだん楽しくなってくる。
    ・議員という仕事は、選挙を経ないとなれない。

  ●Q&A2
   質問:月収は?
   回答:
    ・すべてオープンになっている。
    ・教育は大切だと思っている。月収とかこういう(くだらない)質問しかできないのだろうか。先生お願いしますよ。

  ●Q&A3
   質問:若者の政治離れをどう思うか。政治教育の必要性についてどう思うか。
   回答:
    ・投票率悪い20%くらい。
    ・若者は新聞も読まない。選挙戦でも若者にはあまり伝わらない。
    ・70年安保全共闘の影響で学校では政治教育やってはいけない旨の通達がだされたりしていた。
    ・最近は、学校でも政治教育をやろうということになった(意思決定のプロセスや予備投票のルールなどを含めて学習させる)。試みは始まっている。
    ・奏功してか、18~19歳の投票率は30%台になっている。
    ・○○大学でも呼んでくれたら講義する。
    ・事務所ではインターン制度をやっている。学生諸君応募されたい。
    ・今は事務所に留学生(中国など)もいる。NGOとも交流している。

  ●Q&A4
   質問:教師を目指している。コミュニケーションの秘訣などを教えてほしい。
   回答:
    ・地元には金帰月来(金曜に地元に帰り、東京に月曜に来る)している。
    ・議員は週末は地元で、というのが一般的。
    ・党内、党外との関係は(テーマ別の)勉強会や飲み会で築いている。
    ・各省庁からの立法ではどうしても縦割りになってしまうので、それを超えたものは議員立法になる。超党派で包括的に取り組むものも多い。

  ●Q&A5(お友達からの質問)
   質問:昨今大学では研究費を削減しておきながら、研究者には研究効率を上げることを求められている。OECD先進国でも学校教育費は下から2番目である。どのようにお考えか。
   回答:
    ・私が大臣のときに、奨学金を出世払いにした。
    ・今回は、奨学金を給付に変えることに成功した。
    ・今後も努力する。
    ・昔は財源は借金ができた(今はできない)。この財源確保のためにも消費税の増税は必要だと考えているが、毎回政権に潰されている。

  ⇒時間切れ

【感想】
 ■ちっさ。小っっっっっっっっっさ!
 ■アイデア横取りされたら負けやろ。政権時代にやっとけよ。
 ■結局財源のはなしかよ。
 ■結局消費税のはなしかよ。
 ■もう少し学生の質問にガチで応えてやれよ。
 ■「政治家になってよかったこと」って訊かれて、「やりたいことがやれている」ってなんだよ。
  ●「なりたかったものになれた」ってことなのかな?議員や大臣になってゴールしたの?
  ●やりたかったこと全然やれてねーじゃん。
 ■おまえらが面白くないから若者が政治離れするんだよ。
 ■政権側の議員にも会ってみたい。
 ■いやー楽しかった。

蜘蛛

バスタブにゆったりと沐浴している。
湯に浸かりながら、ぬるめのシャワーを浴びていた。
すると、見覚えのある蜘蛛が迷い込んできた。
体調は1メートルくらいある。
が、体の幅は最大でも15センチくらい。
色だけは黄色と黒の、漫画に出てくるような毒蜘蛛である。
なぜか、以前にこの蜘蛛を退治した記憶があり、以前は細い背骨を叩いて追って殺したのだったが、今回はもうあまり近寄りたくなかったので、シャワーの温度を上げて正面から狙い撃ちにした。
20秒くらい経っても、一向に弱る様子がない。
いよいよ温度をもう一段回上げようとしたその時、蜘蛛の口がメガホンのように開いた。そして、それを傘の先のように閉じて束ねて、鋭い槍のようにして、こちらに向かって襲い掛かってきた。
「エイリアン」の1シーンのようにあっという間の恐怖感もつかの間、右手の人差し指に攻撃を受けたと悟った。
一気に目が覚めた。時計は午前6時前だった。

美しいキモノ

 どこかの平屋づくりの広い日本家屋で、僕はそこのスタッフと思わしき女性にキモノを着させてもらっていた。
 まだこの季節なのに、浴衣のようなペランペランの綿のキモノだ。あるいは、襦袢だったかもしれない。

 兵児帯を結び終わろうとしたとき、そのスタッフからとても良い匂いがしていることに、僕は気がついた。よく見るととても可愛らしい女性だったので、思わずきつく抱きしめてしまった。あからさまな変態的行為だ。
 彼女は一瞬で何が起こっているのかを察知し、両掌で僕の胸板を突き放して、「ごめんなさい、帯を締めた時に、体勢がくずれちゃって…。」と、自分のせいにした。
 大方、僕のような変態客に同じようなことを何度もされて、自分の中で対応方法が確立しているのであろう。もしくは、店からはじめはそういう風に対応しなさいと指導されているのかもしれない。そう言うと彼女は、また淡々と僕の帯を結びなおし始めた。

 キモノを着終わる頃には、12時半を回っていた。茶事の稽古は世田谷で14時の予定だ。あまりもたもたしていると間に合わない。京都で縁のある、着物屋の社長が柱時計の前で、「慌てんかてええ、まだ1時間以上ある。」と言っていた。
 僕は慌てて玄関に靴を探しに行った。が、靴箱に僕の靴がない。どこだ俺のスコッチグレイン。

 そういえば、今日は玄関から入らずに、中庭の踏み石に置いたままだ…。と思い出した。でもなぜ靴を履いてきてしまったのか、雪駄を取りに家に帰らなければ。と考えながら左の靴を取り上げると手が滑って砂利の上に落ちた。
 靴の中に砂利が沢山入ってしまい、その処理に追われた。なぜか靴をひっくり返すだけでは砂利が全部出ていかない。細かい砂は手で掻き出すしかなかった。

 そうこうしているうちに、12時45分を過ぎてしまった。

 急がねば…。
 呉服店(だったのだろうきっと…)をキモノとスコッチグレイン姿で飛び出すと僕は、どうしても走らなければ間に合わない気がした。
 そして走り出した。駐車場を右に曲がって、コカ・コーラの自動販売機まで、3メートルくらいの距離が、どうしても縮まらない。1歩踏み込んでも、1センチも進んでいないことに気づいた。それに、なんだか両太腿がとても重たい。
 ・・というところで朝を迎えた。

レントゲン

尿意があるときの夢というのはもどかしい。
新しいガンの治療法が試せるというので、町のクリニックを訪れるが、尿意を感じてトイレを探し始める。
こういう時の夢は必ずと言って良いほど、トイレは見つからない。
彷徨い歩いた結果、誰かの病室に行き着いた。ベッドの脇から、こちらの方に、歯医者のレントゲンが真っすぐ向かってくる。
そいつをブリッジで避ける。その先は男子トイレに通じる道のはず、が、ブリッジからやっと立ち上がると、そこはトイレではなく、診察室であった。
診察室の床には、まるでご褒美のように、洋式トイレが埋まっていた。
蓋はなく、便座は閉まっていて、足を延ばせばなんとか座れるようにはなっている。
担当の医師から、その便座に尻を載せて仰向けに寝るように指示された。
僕は言われるがままに便座に尻を載せて仰向けに寝ると、床に埋まっているはずの便座がニョキニョキと天井に向かって伸び、したがって僕の体も天井近くまで持ち上げられて、鼻先10センチくらい手前のところで止まった。
「はい。終わりです。」と、レントゲン技師の声がして、天井がレントゲンになっていたのだと、その時点で認識した。
医師ではなく、レントゲン技師が胸部の写真を見ながら、「今日も異常なしですよー。」とか言うので、「なんでお前が判断するんだ?」と、また激しい尿意に襲われた。